パリ・サンジェルマン-受継がれる10番-

パリ・サンジェルマンという名の物語

2000年代初頭こそは、国内リーグでも停滞期にあったPSG・・・

しかし、2011年にカタール・スポーツ・インベストメントが筆頭株主、2012年には単独株主となる事で、競争力のある選手を獲得、急速な戦力強化を図ってきました。

2011~2012と2016~2017の2シーズンこそ、国内2位に終わりましたが、2012年から2016年は4連覇、UCLでもベスト8進出を継続するなど、国内外で実力を発揮する地盤は着実に固まっています。

1973年以来、ホームスタジアムとする『パルク・デ・プランス』では『Ici c’est Paris』=『ここがパリだ』というスローガンの下、多くのサポーターが詰めかけます。また、気品溢れる同スタジアムには、世界のセレブ達に愛される『Carre』と言われる貴賓席が設けられ、クラブ経営の重要戦略拠点にもなっています。

今回はリーグ・アンから欧州覇権を狙うPSGの10番に注目します!!!

 

2008年~2011年のNUMBER10

パリエース08-09セセニョン

ペナン出身のステファン・セセニョンはPSGと4年契約を結びました。2008~2009シーズンには49試合出場、8得点11アシストを記録、リーグ最優秀選手賞とクラブ最優秀選手賞にノミネートされる活躍を見せました。この活躍により、プレミアリーグからの獲得打診が届きましたが、最終的にPSGとの契約延長を決断、2011年までPSGで10番を背負いました。

 

2011年~2012年のNUMBER10

パリエース11-12ネネ

フリーキック能力と類稀なる攻撃センスを兼ね備えたネネ、かつてPSGでプレーしたロナウジーニョと比較される存在でした。2010~2013までPSGに在籍し、79試合、36得点を記録した彼が最も活躍したのは、2011~2012だと言えるでしょう。このシーズン、リーグ・アンで21得点を記録、チームは最終的に2位に甘んじたものの、自身は得点王に輝きました。

 

寄り道紀行:パリ・サンジェルマン

次に背番号10を付ける選手はパリに、『パルク・デ・プランス』に、名言を残して去っていきました。『I came like a king, left like a legend』(王として来、伝説として去)。この名言の主とは?

フランス元大統領、サルコジ氏は熱烈なPSGファンであり、青年時代には『パルク・デ・プランス』の年間シートを保有していたとか・・・若手政治家として名を馳せてからは、冒頭に記した貴賓席で、PSGのホームゲームを全試合LIVEで観戦されているらしい。熱烈なファンにとっては堪らない時間だと思います。

貴賓席『Carre』=カレには242ものVIP席が用意されており、貴賓の要望を満たす、コンシェルジュが常駐しているとか・・・もし、『パルク・デ・プランス』で試合観戦する機会があるのなら、貴賓席にも注目してみては!??

 

2013年~2016年のNUMBER10

パリエース12-13イブラヒモビッチ

かの名言の主はイブラヒモビッチでした。2012年にPSGと3年契約を締結した際、背番号は18番だったものの、2012~2013シーズン途中でネネがPSGを退団した事でイブラヒモビッチが10番を継承しました。欧州で圧倒的実績を携える彼は、加入シーズンに30得点を記録し、PSGの19シーズンぶりの優勝に大きく貢献、個人賞でもリーグ・アン得点王、リーグ最優秀選手賞に輝きました。その後のシーズンでも得点量産体制は不動であり、2015年のフランスダービー(VSマルセイユ)でクラブ通算得点記録を更新しました。122試合113得点は伝説に相違ないでしょう。

 

2016年~2017年のNUMBER10

パリセレクト16-17パストーレ

パストーレがPSGに加入したのは2011年でした。加入当初は背番号27でした。加入初年度から、13ゴール6アシストを記録するなど、リーグ・アン史上最大の移籍金額と言われるトランスファーディールに相応しい活躍を発揮しました。2012年以降、PSGの4季連続優勝に貢献したパストーレに10番が巡り合うのは2016~2017シーズンでした。前任者、ズラタン・イブラヒモビッチの10番を継承しましたが、2017~2018シーズンには、新たな選手に10番を譲る意志を示し、パストーレは再び27番の背番号を選択しました。

 

PSG:現在のNUMBER10

パリ・ネイマールLIVE+17-18

2017年8月3日、PSGとの5年契約が発表された衝撃は、記憶に新しいワンシーンでしょう。バルセロナからの移籍はPSGのプロジェクトの目玉でもあり、パストーレが譲った10番も、その意味を如実に物語ります。加入シーズン、ここまで20試合20ゴールを記録しています。シーズン終盤、怪我によって離脱する事になりましたが、今後PSGが欧州覇権を手にするには、ネイマールの存在が絶対的に必要となるでしょう。

 

総括:パリ・サンジェルマン

国内で圧倒的強さを獲得したPSGにとって、目標がCL制覇である事に疑問の余地はないでしょう。ここ数年、ベスト8どまりになっている結果、特にバルセロナ大逆転劇の引き立て役となって以来、補強戦略を含め、風当たりが強まっています。しかし、欧州フットボールの世界は、勝てば官軍、優勝すれば批判も風当たりもやむ事でしょう。その中心的役割は今、ネイマールに託されています。

ここまで、5人の10番を紹介してきました。その足跡はチーム発展の足跡とも言えるでしょう。

パリ・サンジェルマンで受継がれる10番に敬意を〆

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください