クロアチアVSナイジェリア-グループC-

グループCの開幕戦ではアルゼンチンとアイスランドが引き分けを演じ、早くもこのグループの激戦区ぶりが伺える結果となりました。

グループC、もう1試合はクロアチアとナイジェリアという、こちらも強豪同士の1戦です。この試合を振り返ります!!

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試合結果

クロアチア2-0ナイジェリア

クロアチアがナイジェリアに勝利し、グループCでは唯一の勝ち点3を獲得、20年ぶりのグループステージ突破へ向けて最高のスタートを切りました。ナイジェリアは逆に、唯一の敗戦チームとなりましたが、このグループを勝ち抜くチームは最後まで縺れる事が予想されます。次戦以降でも巻き返しが効くだけに、まだまだ目が離せない展開になるでしょう。

 

試合内容

縦への速さ

ナイジェリアが試合の中で見せたのは、高い身体能力を活かした、縦に速い展開でした。先発出場したFWビクター・モーゼス(チェルシー)FWアレックス・イウォビ(アーセナル)が見せる縦への仕掛けは、クロアチア守備陣を焦らす局面もありました。



ポテンシャルが滲み出る攻撃陣ですが、継続性という部分では、この試合に於いて十分ではありませんでした。前線の攻撃陣が仕掛けを継続して行える、中盤の支配力、そしてチーム組織としての連動性が不足していた事が悔やまれます。

 

2本柱前半編

この試合で輝いたのは、クロアチアに中盤での安定感をもたらした、MFルカ・モドリッチ(レアル)MFイヴァン・ラキティッチ(バルセロナ)の2本柱でしょう。

前半は、両者が並列するダブルボランチとして中盤から長短素晴らしいパスを前線に供給、クロアチアの攻撃を操り、ナイジェリアを揺さぶりました。モドリッチとラキティッチの両名のコンビネーションも非常に優れており、攻守に於ける絶妙なバランスがクロアチアの中盤には存在していました。

 

2本柱後半編

前半は中盤で並列起用だったモドリッチとラキティッチですが、後半途中から関係性を変える事で、クロアチアが有する戦術的幅が示されました。

モドリッチのポジションを1列押上げ、トップ下で起用する事で、ラキティッチとの関係性は『並列』から『縦』への関係へと変化しました。この関係性の変化でナイジェリアの中盤の支配権は完全に失われたと言っても良いでしょう。ラキティッチが攻守に貢献しつつ、モドリッチへパスを供給、攻撃に専念したモドリッチが前線で仕上げに掛かり、クロアチアの攻撃に一層の力強さをもたらしました。


 

悔やまれる失点シーン

中盤の制圧に成功したクロアチアが多くの決定機を創り出しましたが、ナイジェリアの2失点は何れも悔やまれる展開でした。

前半32分、クロアチアの先制点はCKからのオウンゴールでした。更に、後半26分の2失点目はエリア内での不用意なファールからナイジェリアがクロアチアに与えたPKによるものでした。

何れの得点も、クロアチアが終始、良い形で攻撃を展開できていた延長線にあるとも言えますが、完全に崩されたうえでの失点ではないだけに、非常に悔やまれるものでしょう。

 

総括

クロアチア

グループCに於いて、最高のスタートを切った事に間違いないでしょう。得点機こそオウンゴールとPKでしたが、内容ではナイジェリアに完勝していたと言えます。特に、モドリッチとラキティッチという素晴らしい中盤に円熟味が増し、前線にはFWマリオ・マンジュキッチ(ユベントス)をはじめ、決定力のあるストライカーが存在、ベンチにはMFマテオ・コヴァチッチ(レアル)という若き才能も控えています。


次戦は、初戦を引き分けで終えたアルゼンチンとの大一番です。この初戦で獲得した勝ち点3を、気持ちのアドバンテージとして、チームとして積極的に戦えれば、2戦目でのグループステージ突破決定も十分可能でしょう。

 

ナイジェリア

クロアチアに主導権を握られた時間が多く、素晴らしい才能を持った攻撃陣も不完全燃焼に終わったと言えます。チームとしての連動性の不足、不用意なファールなど、90分間で見え隠れするパフォーマンスの波を修正したうえで、大事な次戦に臨みたい所です。

 

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