フランスVSペルー-グループC-

初戦で勝利を収めたフランスが2連勝を目指し、ペルーとの1戦に臨みました。ペルーは36年ぶりのW杯で勝利を目指します。

フランスとペルーの1戦を振り返ります。

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試合結果

フランス1-0ペルー

フランスが連勝でグループステージ突破を決めました。一方のペルーは2連敗でグループステージ敗退が決まっています。36年ぶりの出場となったペルーは、最終戦のオーストラリアとの1戦で久々の勝利を手にすることが出来るのか、モチベーションを高めた試合に期待したい所です。

 

試合内容

初戦の教訓を活かす

フランスを率いるディディエ・デシャン監督初戦の内容を受け、攻撃陣の選手起用を変更しました。初戦のオーストラリア戦では、流動的なポジションチェンジとスピードに重きを置いた選手起用でしたが、決定機を仕留めきれない不安定さが見られました。

この試合では、前線でボールを収めることが出来るFWオリヴィエ・ジルー(チェルシー)を先発起用しています。ジルーがポストプレーを果たす一方で、キリアン・エムバペ(パリ)アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ)がスピードをもって相手のゴールに飛び出し、相手のゴールを脅かしました。

オリヴィエ・ジルー(チェルシー)

 

闘志溢れるペルー

この試合もピッチ上に立つ選手全員が闘志を剥き出しにし、素早い攻守の切り替え、中盤での激しいデュエル、鋭い個人技での突破、持てる力を出し切る姿を見せました。FWパオロ・ゲレーロ(フラメンゴ)はフランスPA内で決定機を迎え、MFペドロ・アキーノ(ロボスBUAP)は強烈なミドルシュートをクロスバーに直撃させ、ペルーに得点の可能性を感じさせました。

 

神童の目覚め

試合が動いたのは前半34分でした。MFポール・ポグバ(マンU)が高い位置で素晴らしいインターセプトを見せ、ペルーPA内にスルーパスを供給、そのスルーパスに反応したFWジルーがシュートを放ちました。ジルーのシュートは守備に戻ったペルーDFに阻まれますが、そのリフレクションに反応したのはFWエムバペでした。エムバペが流れたボールを確実に押し込みフランスに先制点をもたらしました。



代表の10番を背負うFWキリアン・エムバペは今大会初ゴールを記録した事で、重圧から解放されたと言えるでしょう。2得点目こそ奪えなかったものの、『神童』と言われしその能力を存分に発揮し始めるようになりました。

キリアン・エムバペ(パリ)

 

リスク制圧のプロ

先制された事で攻勢に出るペルーに対し、フランスは『リスク管理のプロ』が躍動しました。MFエンゴロ・カンテ(チェルシー)豊富な運動量、小柄ながら強いフィジカル、そして警告を貰わないチャージで中盤を制圧しました。最終ラインにはラファエル・ヴァラン(レアル)サミュエル・ウムティティ(バルセロナ)という堅守のCBが控えますが、その手前で悉くセカンドボールを回収するMFカンテは、相手の波状攻撃に晒されるリスクを極限まで低減させてくれる最高の守備的MFと言えるでしょう。ペルーが得点を奪いきれなかった背景には、カンテの存在が大きく影響していました。

 

総括

フランス

2試合とも完勝にはなりませんでしたが、確実に勝利を収めグループステージ突破を決めました。この試合での大きな収穫は、FWエムバペの得点でしょう。初得点を記録した事で、10番を背負う重圧からエムバペが精神的に解放されれば、パフォーマンスレベルも格段に上がると思われます。そして、エムバペのプレーが脅威になればなるほど、グリーズマン、ジルー、ポグバといった攻撃的タレントも尚一層輝けるようになるでしょう。

 

ペルー

2試合とも素晴らしい闘いを披露した事に間違いはありません。しかし、結果的に2試合とも得点を奪えずに敗戦を喫した事は悔しい限りだと思います。決定機がありながら得点を奪えなかったこの2試合の鬱憤を最終戦で晴らし、36年ぶりの大会出場に華を添えたい所です。それを実現する事は十分に可能な、実力を有したチームだと思います。

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